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空き家利活用事例のご紹介
豊後大野市 日淺ご夫妻の空き家活用と新ライフスタイル
大分県の移住者事例として、多くのメディアや、県や市の広報誌などに取り上げられている豊後大野市の日淺聡士さん、紗矢香さんご夫妻。 豊後大野市緒方町で、空き家を活用した「朝山家(あさやけ)」という体験型民泊を今年 2022 年(4月)にスタートさせました。

今年、当NPO法人空き家サポートおおいたの活動にご理解をいただき、賛助会員として移住希望者へのアドバイスや広報に協力をしていただいています。
お二人のこれまでの経緯や、空き家のリフォームの内容は、お二人自身がSNSなどで詳しく発信されていますので、今回はその情報(サイト)をご案内しながら、お二人の移住や現在の暮らし、スタイルをご紹介していきます。
結婚前、宮崎市で暮らしていたお二人の夢は、「自然豊かな田舎で民泊をやりたい」。
聡士さんは宮崎県出身、紗矢香さんは福岡県久留米市出身、それまでは何の関係も思い入れもなかった大分県への移住のきっかけは豊後大野市の地域おこし協力隊への採用でした。
約3年間の地域おこし協力隊の活動を全うし、緒方町への愛着が高まり、「自然豊かな田舎で民泊をやりたい」というその場所が緒方町へとつながっていくこととなります。

何件もの空き家を探していくなかで最後に決断した空き家は、顔見知りとなって二人を心配してくれた地域の方からの紹介で巡り合った空き家。
小高い山の上にあり、日本の原風景が広がる南向きで眺望も良い場所。
長年ご夫婦が暮らしていて、その愛するご主人が10数年前に亡くなられてからは、おばあちゃんがお一人で大切に守られてきた200年以上もの歴史がある古民家。

90歳を超えてから一人暮らしが難しくなり高齢者施設に入所。
施設で暮らす中で、おばあちゃんの一番の心配はご主人との思い出の詰まったこのご自宅のことだったようで、日淺さん夫婦との出会いからは、自分の子どものように孫のように親身になって接してくれたとのこと。

コロナウイルスの流行り初めの時期で、なかなか面会もままならない中、改装の様子やきれいになっていくおうちの写真を持っていくと写真を見つめ、涙を流して喜んでくれ、その姿に二人も感動。

今年、4 月に民泊を開業し、コロナウイルスの感染拡大も落ちついてきたことで、おばあちゃんをご招待しようと二人で計画していた矢先におばあちゃんが亡くなったとの連絡。

今、お二人はこの地で新たな生活を始め、様々なチャレンジをスタートしています。
お二人が緒方町のこの環境に出会えたことは、この数年間の二人の努力で築いてきたもので、その動きを支えてくれたおばあちゃんとそして地域の人たちのおかげだとお二人。

地域には地域のルールがあり、自治会の活動に積極的に参加。水道、道路などの補修や清掃、草刈り、祭りの運営なども生活の一部に。 今まではそういったことには無頓着であった二人が地域に溶け込んでいくことも二人の夢の実現のひとつになっています。
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「本業」があっての「副業」ではなく、「複業」。
聡士さんは、宿の経営や運営を主に、グラフィックやWEBのデザインや制作、DIY サポート(修繕や修理)、コンサルなど便利屋さん的業務、地域情報のネット配信業務、移住者支援活動等々、様々な仕事を。

一方、紗矢香さんは、民泊「朝山家」の代表、またピアノ講師、地元新聞社の外部記者、子供向けの学習指導、等々の仕事で活躍中。
二人は、移住による新しい生活スタイルと同時に、ローカルでの新しいビジネススタイルを模索、実践しています。
その根本は、ローカルに生きることの価値観。

ローカルでは都市部でビジネスをするよりも市場がたくさんあり、アイデア次第では新しい仕事を作ることもできる。
ローカルでの自分たちの日常が、他(特に都市部等)で生活する人にとっては非日常の価値になる。
緒方町のこの自然豊かな環境の中でこそ実現できる、新しいビジネス、ライフスタイル。
本業を決め込んでしまうのではなく、自由なスタイルでの新しい暮らし方、楽しみ方を実践中。

お二人は、今携わっている業務以外にも暮らしの中の食の自給率を上げたり、様々なスタイルを貪欲に求めていくそうです。
日淺さんご夫婦の移住によって、地域に少しずつ新たな動きが生まれていくことにも期待したいと思います。
空き家を活用しての移住を考えておられる方の大きな課題のひとつは、移住先での「仕事」です。
日浅さんのようなスタイルは特異な事例かもしれませんが、移住に向けての新たな気づきとなるのではないかと思い、空き家の活用事例として今回ご紹介させていただきました。

朝山家 ASAYAKE
https://asa-ya-ke.jp/move29/

ブログ ♯あさやけ編集部
田舎暮らしが楽しくなるローカルメディア
https://asa-ya-ke.jp/blog_s/

空き家 DIY や宿のことについて発信中
インスタグラム 朝山家
https://www.instagram.com/asa_ya_ke/

パラレルライフデザインの紹介
https://asa-ya-ke.jp/pld01/

大分県移住手帖での紹介
https://oita-ijyutecho.com/senior-immigrant/4539/

「令和5年度空き家対策促進事業」は大分県からの委託を受け、おおいた空き家マッチングチームが運営しています。

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